小豆島北部

2024年1月15日2024年1月15日 matsurija4321

小豆島は瀬戸内海・播磨灘にある香川県の島です。自然と景勝地の宝庫で、瀬戸内の人気観光地となっています。
今回オフシーズンである12月に、１泊２日で、小豆島をほぼ１周してきました。交通機関はマイカーです。
観光スポットが多いので、北部と南部に分けて紹介します。

小豆島へのフェリー航路

小豆島へのフェリー航路は、神戸港（兵庫県神戸市）・姫路港（兵庫県姫路市）・日生港（岡山県備前市）・新岡山港（岡山県岡山市）・宇野港（岡山県玉野市）・高松港（香川県高松市）・高松東港（香川県高松市）があります。
詳しくは　ショウドシマBASE などからご確認ください。

今回は高松港と池田港を結ぶ「国際両備フェリー」を利用しました。約1時間で到着します。

船のテーマがぞうさんの、第十一こくさい丸（しまぞう）でした。船尾のマストが青色のかわいらしい像のキャラクターになっていて、座席シートも像の柄でした。デッキには、遊具やブランコが設置してあります。

宝生院のシンパク

宝生院の境内にある、日本最大の真柏(シンパク)で、国指定特別天然記念物になっています。樹齢は1600年以上と言われ、幹の周囲は約16.9m、樹高約20.9mあります。
間近で見ることができ、その大きさや荘厳で神秘的な姿に圧倒されます。

小豆島大観音

美しい姿に穏やかなほほ笑みをたたえ、世界一やさしい観音様として、フランスで開催された「ARCプラス国際作品コンテスト」で1位を獲った観音様だそうです。
拝観料500円を納めてエレベーターで胎内を登ることができます。

はじまりの刻

2022年の瀬戸内国際芸術祭の作品です。小豆島には、イベント後も作品がそのまま展示されている箇所が多くあります。開催期間中はかなりの混雑でしたが、今はゆっくりと鑑賞できます。
青い空と海、樹木に映える芸術作品です。

大坂城残石記念公園

戦国時代の終わり、冬・夏の陣で落城した大坂城を修築する際に切り出され、使われることなく放置された40個の残石が展示しております。
道の駅ともなっており、お土産物や簡単な食事を求めることができます。

「ダイナマイト・トラヴァース変奏曲」という名の芸術作品。石切り場跡地に展示されています。

すぐ近くの海岸には、養殖海苔の下を潜って摘み取りをする船「潜り船」が停泊していました。小豆島は海苔の養殖もさかんで、海苔のつくだ煮などもお土産として売られています。

吉田ダム

吉田ダムは香川県随一の提高を誇ります。ダムからは雄大な小豆島の景色が広がり、人気の観光スポットとなっています。
さらに高い位置に展望台があり、そのからはさらに広域に広がる風景を目にすることができます。
モニュメントや女性の像も展示されています。

寒霞渓

日本三大渓谷美の一つと賞され、瀬戸内海国立公園を代表する景勝地です。200万年の歳月が創りだした日本屈指の渓谷美を望むことができます。
特に紅葉の時期は多くの観光客が訪れ、寒霞渓ロープウェイで山頂へと昇りながら圧巻の紅葉を鑑賞できます。
寒霞渓の山頂へは自動車でも行けるのですが、フェリー乗り場からバスでロープウェイ乗り口まで行き、ロープウェイで山頂に行くのがお勧めです。紅葉の時期でなくても、渓谷美を鑑賞できます。
帰りはロープウェイを使わず、徒歩で元の位置のまで山下りする人も多いです。違った姿の寒霞渓を目にすることができます。